パチンカスが考える生き金と死に金

ギャンブル依存症克服日記を、本日よりスタートします。

2カ月連続で、借金が増えてもう最悪の異常事態だった私。

通帳からお金が減っていく姿を見て涙が出てきた時に、心から誓おう。そう思ったのです。

何を誓うのか?

ギャンブル依存症を克服したい。

です。

人間の心理として、失ったお金、負けたお金は、取り戻したくなります。

反動です。反復運動です。

もちろん、奇跡が起きて取り戻すこともあります。

そんな取り戻した経験があるからこそ、そう言った反復の衝動に見舞われてしまいます。

これが、人類の歴史の中で、社会を乱さず共生してきた、世界中の人類を虜にするギャンブルの魅力ですし、ギャンブラー永遠のテーマかもしれません。

日本はギャンブルに寛容な国だ

さて、そんな私は、日本と言う小さな国に住む、低所得でありながらもギャンブルで夢を見る事が趣味の人間です。

日本はギャンブルに対して寛容でありながらも、不思議な国です。

まず、ヤクザと言う世界があります。警察も認めている、別世界です。

テレビや映画などでも平気で描かれている世界であり、ギャンブルの世界にも通ずるものがあります。

例えば麻雀屋。

日本にはコンビニの数以下、消費者金融の数以上、麻雀屋が存在しています。

これも基本、ヤクザ関係者が出入りするような世界であり、我々一般人と共にギャンブルに励んでいます。その世界の人たちの会話は、だいたい野球の勝ち負けの話です。ハンデがなんぼやった…、巨人が阪神がなど、まさに野球賭博の会話をしています。これが日本なのです。

警察も分かっているのに、潜入捜査もしません。もう完全に認めているのです。

私もこんな経験がありました。

とある麻雀屋で遊んでいました。当時(今も?)、深夜12時を回ると閉店しないといけない、電気を消さないといけないというルールがありました。風営法ですかね。近くの警察署の方が、麻雀屋に注意喚起に声かけをしに良く来られてました。目の前では賭博と言う犯罪があるのにもかかわらず、笑顔で無視。警察も賭博を分かってるんですね。

最初は「うわ、ヤバい、警察きたやん。大丈夫かいな」と不安がってましたが、心配無用、ただの見回り。

そんなお店が日本国内には腐るほどあるんです。

そして朝まで遊んだ後、次の日はパチンコ屋です。ギャンブラー生活ではお決まりパターンですね。

競馬・競艇・場外発売所

パチンコに対しては厳しい謎の規制があるのに、競馬や競艇場なども全国にあります。しかも国が主導で。

場が無い地域でも、場外発売所が地方都市にもたくさんあります。田舎にもあるんですから、オヤジたちの憩いの場です。

こんなに手軽に賭け事を愉しめる、それが日本です。

いつでもだれでも、ギャンブル依存症になることが出来ます。

ギャンブル依存症患者が、お金の使い方を改めて考える

まあ話が長くなりましたが、そのようなギャンブル依存症生活で、そのようなクズの世界に住んでいた私。

ギャンブル依存症を克服したい…。

今回は、本気です。

今まで、私のお金って、何に使ってきたのかな?

誰の為に、何の為に、何がしたくて、お金ってあるのかな。

貯金って結局、自己満だけ。しかも使わないし、経済が滞る。貯金ばかり考えてたら、ケチ臭い、何か格好悪い人間になってしまう。でも使いすぎると不安。貯金は100万円あればじゅうぶんだ。

このパチンカスサイト、借金まみれの日常からブラックでも借りれる消費者金融=街金系闇金などを書いてきましたが、やっと自分を見つめ直すことが出来ました。

世界の人は、現金は100万円くらいで、残りのお金は使うそうです。

しかし無駄使いではありません。生きたお金としてです。

生きたお金と、死んだお金。お金の使い方を考え直しました。

今まで、パチンカス管理人のようにギャンブルに使ってきたお金は、死に金です。

そして生き金は、人の為に使うお金です。

生き金とは何かを考えてみる

例えば、友人がお金に困っていたら、お金を貸します。これは生き金だそうです。

「いや、人にお金を貸したらアカンって教わったけど…」と、私は死に金だと思ってましたが、世界の人にとっては違うみたいです。これは日本の戦後教育の特徴ですね。貯金もそうです。

世界目線で見ると、人にお金貸すと、貸してもらった人は感謝します。

その感謝が、信用になります。すると、何か新しい事が生まれるかもしれません。

そして借りた人が、嘘をつかないイイ人だったら、そのお金に有難みを感じて、必ず返済をします。

これは、日本語で言うと「恩」ですよね。

恩を与えてあげれば、その人間の価値は上がります。まさに生き金です。

しかしもしも、あなたの生き金を軽く考えていたり、すぐ裏切るような人間には絶対にお金を貸してはいけません。生き金を使う場合は、注意が必要です。生き金をどのように使うのか…と言った見極めも大切です。

死に金とは何か?

そして死に金。死んだお金です。

まず、私が今までギャンブルに使ってきたお金は、全て死に金です。

その死に金で増えたお金で飲み食い。全て死に金です。

死んだお金を使っても、何も残りませんでした。

残ったのは、無駄に太ったぜい肉。まさに死に金で贅沢してきた人間の末路です。

そして、一番恐ろしいこと。

それは、そんな「贅沢できる死に金欲しさ」に、ギャンブル依存症へと陥ってしまうのです。

これが、私が身をもって体験した、死に金の恐ろしさです。

死んだお金を使う事に、変な喜びを感じてしまうんです。

そしてまたそれを求めてしまうのです。

私が考えていた最高の死に金の使い方は、これです。

1・夜、仕事が終わって繁華街の、闇カジノ(ネットカジノ)に行く。

2・めちゃくちゃ勝ったとする。

3・まずは一発、ヘルスで抜く。

4・高級なお寿司屋にでも。焼肉もええなぁ

5・キャバクラで少しだけ飲もう。

6・ムラッときたら、おっパブにでも。

7・やっぱり抜きに行こう。

8・お腹が空いたのでラーメン。

9・ホテルに泊ってデリヘルを呼ぼうか。

以上です。幸せの夜遊びです。こればっかり考えて、博打をしています。まさに死に金が死に金を呼ぶ、ギャンブル依存症の負のスパイラル。

でも、長い人生の中で、一度も実行できていません。勝ったお金をさらに増やそうと、どうせまた次の博打に溶かしてしまうからです。

人生を無駄にしています。完全に人生を無駄にしています。もう一度言います。人生を無駄にしています。

上記の行為が悪いのではなく、ギャンブルで勝ったお金で行こうと考える事が悪いのです。

自分で働いたお金でいくのは、生き金です。ギャンブルのお金が、死に金なんです!!!

ギャンブル依存症のお金の使い方まとめ

こうして、お金の大切さを感じる事により、考える事により、私たちはギャンブル依存症から抜け出そうと努力しています。

毎日通っていたパチスロは、もう辞めました。

休日に、出先などで待ち時間などがあれば、たまには近くのパチンコ屋に行って1円パチンコなどで時間つぶし。これはまだいいと思います。

無理にやめる必要はなく、変な意地で辞める必要もありません。

好きなら、打っていいと思います。寛容に。

習慣です。毎日通うという習慣を無くせばいいのです。しかも20スロ・4パチの。

パチンコ・パチスロはギャンブルではなく、ゲームセンターだと思うのです。

もちろん、パチンコ・パチスロにギャンブル要素はありますが、私たち打つ側が勝手にそう思っているだけです。

あれはただのゲームですし、時間つぶしのトイレットですよ。ウンコし放題ですし、ペーパーも使いたい放題。

ですから必要がないのに行かない事ですね。

ウンコするときだけ、何かの待ち時間がある時だけ、駐車場として利用するときだけ、それだけの場面でパチンコ屋に行くようにすればいいのです。

では私の趣味はギャンブル以外に何があるのか。風俗以外に何があるのか。

うーん。言うならば、軽く飲みに行くことですかね。ギャンブルで勝ったお金で飲むのではなく、自分の仕事で手に入れたお金で。

なんだか真面目になってしまいました。これも、ギャンブルで負けすぎて頭がイカレポンチになったからです。

さあ、これからはみんなで、生き金を使っていきましょう。