パチンカスたちの麻雀大会
今日はもう仕事をしたくない。
これがパチスロ依存症の末路だ。
「ブラックラグーン4被害者の会」
この日記を朝9時からキチガイ日記を書き続けて今、14時。書き終わって16時。
昼飯の時間入れてもほぼ6時間書き続けた。
愛のあるキチガイ仲間のコメントにも、一字一句愛をこめて返信。
そらそうよ、キチガイの魂・怨念・怒りが途轍もなく着色された記事を読んでくれてありがたいからに決まっている。
その中で、「日曜は麻雀大会」と書いたはずだ。
昨日の麻雀大会が面白くて楽しかったので、少しでもギャンブルファンに文字で説明できればと思って書こうと思った。
麻雀大会
麻雀屋が主催で、日ごろの感謝を込めて常連さんに声を掛ける、それが麻雀大会だ。
会費を集めて、賞金を出す。
関東などの都会の方では、プロ雀士や芸能人などもゲストで呼んだりするよ…と、常連のおっちゃんが言っていた。
そのおっちゃんは、蛭子能収と麻雀をしたそうだ。
蛭子さんは頭をポリポリ掻きむしりながら打っていたそうだ。
フケがハンパないだろう。
（後から判明したのだが、そのおっちゃんはパチンコ屋の社長だった。）
今回の麻雀大会のルールは、3人麻雀。
15人集めて、会費は2万円。弁当付き。
3人の3人回しで、5テーブル。
くじ引きで席を決める。
5半荘を行い、チップやウマなどは無しで点棒のみの数字。
30分限定。30分を超えた時点の局で終了。
ドボンはその時点で終局。
5回勝負をして、トータル得点の上位3名が、予選通過。
見事予選通過で、決勝戦！
上位3名のみの熾烈な予選争いだ。
今回は3人欠席が出たので12人（24万円）となった。
優勝賞金
- 1位：15万円
- 2位：5万円
- 3位：2万円
このような短期決戦は、僕は「運100％」だと思っている。
だからゲン担ぎした人間が勝つ。
そう思って僕は和服を着て、下駄を履いて出陣。
気合はハンパでは無かった。
世の中の金持ちたちは、このようなコンペはゴルフなどで勝負するのだろうか。僕は35年間、ゴルフなんかしたこともないし誘われたこともない。それだけ交友関係がギャンブルばかりだったと言う事だろう。
予選開始
夜18時、予選が始まった。
この12人の内、上位3名の予選通過をするためには、初戦が大事だ。
僕はこの予選に命、そして、生活を賭けて挑んだ。
1試合目
南3局、オーラスでの局面…
自分が親番。
対面43000
上家37000
自分25000
逆転の
倍満ツモ！！！
8000オールで41000点となり、初戦を奇跡の大逆転。
プラス16で終えた。
まあ順位に寄よるウマは無いので、打点だけの勝負である。
2試合目
場所は変わっても、いい流れは止まらなかった。
第二戦目、緊張しながらも、東1局でトントンブーで快勝だった。
トントンブーは、九州では一般的だが今調べたらWikipediaに載ってなかった。東々ブーは、東パツで相手をドボンさせて終了すること。店にもよるがフリー打ちならチップを1000円貰える。ゲーム代をキャッシュバックしてくれる店もある。
しかしここは短期勝負の大会、トントンブーなんか関係はない。
だがしかしダントツの+74という数字を叩き出した。
和服の気合いは半端ではないぞ。
その辺のジャージ軍団には負ける気がしなかった。
※途中経過：名前は伏せておきますが、僕はキチガイです。
2戦が終わり、会場がざわついていた。
「え？キチガイがトップ？」
「うそやん…！」
「うそやろ？いつも弱いのに？」
「金が賭かってないけん強いっちゃろ！」
「今日は酒飲んでないけんね、キチガイ君。」
「和服って、麻雀は中国やし」
3試合目
ここまで同じく、2連勝していた初めましての方と同じ組になった。
その名も、大蔵（ダイゾウ）
見た目がケツメイシの大蔵に激似だった。
もしかすると、今回の麻雀大会シークレットゲストはケツメイシだったのかもしれない。
ケツメイシさんに挨拶を済ませ、試合開始。
ごめんなさい。
ダイゾウさんを茶化してしまい、申し訳ございませんでした。
大蔵さんは鬼のようなヒキを見せ、リーソクヅモチートイドラドラウラウラペッペーでトリプルを自模る。
ヤバい。
ここでドボンしてしまうとマイナス40オーバーだ。
絶対に負けられない…。
東局が終わり、大蔵さんが54000点でトップ。
僕は20000点とピンチだった。
そのまま進んで南2局。
ここでキチガイは、親番で奇跡を起こした。
とにかくダマで大蔵直撃狙い。
親満、親跳、直撃。
奇跡の大逆転を演出した。
和服を舐めるなよ。
奇跡の3連勝。
泣きそうだった。
大蔵さんも悔しがっていたが、凄く紳士で良い人だったので点棒は投げられなかった。
ここまで、まさかの予選突破が見えてきた。
15万円を思い浮かべると、胸がドキドキした。
ダントツのトップだ。
死ぬかと思った。
4試合目
ここまで3連勝。
ほぼキチガイは当確と言われたが、仮にマイナスが続けばそれは分からない。
帽子と巨乳の追い上げ、大蔵のリベンジ。
さとうと藤原以外は全員チャンスがある。
15万円を狙っている人間たちの目は、キチガイ以上に燃えていた。
僕の場合は、+100をキープできれば悲願の予選突破はイケる、そう思っていた。
ここで闘ったのが巨乳だった。
巨乳は、今大会の紅一点。
ザ・アル中、バツ2の子供2人、そしてパチンカス女だ。
絵に書いたようなキチガイ女だろう。最近のニュースで、車に子供を閉じ込め死なせた女のニュースを見ただろうか。まさにあのようなキチガイになってもおかしくなかった、そんなキチガイだ。キチガイの連続で、読んでいて目が痛くなるかもしれない。申し訳なく思う。
もちろんキチガイの僕とは10年来の顔見知りで、よくパチンコ屋で会うし、ヤキトリ時代は飲みにも来てくれたし、一緒に飲みに行ったこともある仲だ。
気を取り直して、第四戦・・・
ここで守りに入ってしまった僕は、国士狙いで逃げようとしていた。
しかしやはり、真っすぐ打たなければ、麻雀の神は激怒するのだ。
字牌ばかり集めていたが、もう一人からリーチが掛かり、ベタ下りと思い字牌を切っていた。
もちろん三麻は字牌も危険であるのは重々承知だ。
ゲンブツしか出さないベタ下りがセオリー。
しかし他に切る牌が無くなると、仕方なく字牌から落とす。
すると、巨乳が南をポン。
僕が次、西を切ったら巨乳がポン。
まずい。
なんと、次順で巨乳が
ツモ！！！
自模った牌は、東。。。
あ
小四喜だった。
役満だ。
やられた。
しかし直撃では無かったので良かったのだが、ここで僕はマイナスでの終局となってしまった。
※役満祝儀は全員から1000円貰い。
4戦が終わり、上記のようになった。
巨乳に打点で逆転されてしまい、帽子・高橋・大蔵・キチガイの争いとなった。
一応キチガイが100オーバーで2位ではあるが、仮に最後にドボンをしてしまうと、107-40＝+67となる。
本当に安心できない。
絶対に15万円獲るんだ。
ドキドキの最終局
5戦目
帽子・高橋・大蔵は全員別の組み合わせとなり、仮に自分がドボンして、他がトップだと今までの奇跡の勝ちが水の泡だ。
息が苦しくなってきた。
そしてやはり先ほどの下手打ちが尾を引いてしまい、
配牌が激ウンコ化
こんなことあるんか？
そんなレベルのゴミ配牌。
相手は予選落ちのやる気のないメンバーばかりなのに打ち込んでしまう。
どうしようもないまま、結局マイナスで終わってしまった…。
帽子・高橋・大蔵の結果は…
奇跡の、予選突破！！！
賞金確定。
最後は泣いても笑っても、時間無制限、半荘一発勝負。
ここで3位では賞金2万円、参加費が返ってくるだけで何の意味もない。
優勝しなければ、何の意味も無いのである。
決勝戦
恐ろしいヒキの持ち主、巨乳
しぶといプロ麻雀キチガイ、帽子
和服、ブラックラグーン4被害者の会代表、パチンカス管理人
帽子もずっと昔から知っているし福岡の雀荘に通っている大ベテラン、50歳くらいの帽子だ。
そんなキチガイたちに負けないキチガイ、僕パチンカス管理人。
席順は、予選トップから起家で東・南・西と順位で始まった。（自分は南）
先制攻撃
なんと僕が、15万円をたぐり寄せる、倍満をツモ！
8000・4000
そして親番。
リーチ！！！！！！！！！！！！
ツモ！！！！！！！！！！！
リーヅモ一発ジュンチャンイーペイコードラドラ！！！！！！！！！
ド高め9ソをツモ！！！
親倍満8000オール！
モロタ！！！！！！！
15万円！！！！！！！！
自信が確信へと変わった。
しかし・・・
周りにはギャラリーもいる。
ズルい麻雀も戦術だが、ここで逃げるようでは男ではない。
僕はそんな人間だ。
真っすぐに。
ずっと真っすぐに。
しかし、真っすぐ行って帽子に跳満を打ち込んでしまった。
そして帽子が親となり、倍満をツモ。
巨乳がドボン寸前だ。
2回ほど流れ、親継続。
最後に…
帽子がまた倍満をツモって巨乳がドボン、キチガイも捲られてしまった…。
最後まで何が起こるか分からない。
涙の奇跡の準優勝…
5万円ゲット
ありがとう！！！！！！
お疲れ様でした！！！！